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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年04月10日

巣立つ弁当の日

今日は市民文化ホールであった「弁当の日シンポジウム」に参加してきました。

子供が献立から買い出し、作って後片付けまでを一人でする…たったこれだけで、子供達の変化、成長は勿論、見守る親や先生にも沢山の学びがあるって事を、今日はしみじみと感じてきました。

6年生が作ったお弁当を羨ましそうに見ていた1年生が、4年後には誇らしげにお弁当を作ってくる。その横にはまた1年生が…そうやって巣立っていった子供達が20歳になって、一人暮らしした時の自炊率は7〜8割。そういう経験のない子は、菓子パンやカップ麺ばかりの食事に(その内容にびっくりだったけど)…たった5〜10回の弁当の日だけで、こんなにも大きな違いがでるんだと、びっくり。

30歳で乳ガンの為に亡くなったお母さんは、残される5歳の娘に保育園の準備、掃除、洗濯、たたみ方、ご飯の炊き方、だしの取り方、味噌のこし方などを教えて旅立ったけど…生きる力をちゃんと伝えてたから、5歳の小さな手でお父さんの為におかずを作れるんです。お父さんが喜んでくれるから次の日も次の日も。誰かの為に作る喜びをちゃんと学んでるんです。これこそ生きる喜びですねぇ。

先週、中学の入学式が終わった長男も夏休みなどに出た「食事を作る」宿題を経験したから、ホワイトデーのお返しに「夕飯を作る」を思いついたんだろうな。

親は口出し、手出ししないで見守るのみ…これも親の成長になりますね。とりあえず、今晩は二男寛ちゃんが二度目のカレー作りに挑戦してくれました。失敗も見守ったらいいんだって、実感しました。巣立ちの準備はもう始まってます。
  


Posted by ナチュラルグリーン at 22:20Comments(0)大切な食のこと