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Posted by みやchan運営事務局 at

2012年07月02日

内部被曝を生き抜く

金曜の夜…市民プラザで「内部被曝を生き抜く」というドキュメンタリーの上映会があるというので、急きょ行ってきました。

監督は「ヒバクシャー世界の終わりに」「六ヶ所村ラプソディー」「ミツバチの羽音と地球の回転」の鎌仲ひとみさん。映画は広島、チェルノブイリ、イラク、福島と放射能による苦しみから、今だに戦っている(福島はスタートしたばかり。)方達を医師として長く支援している4人が登場。大地や空気、海などの生体系に入り込んだ放射能に対して、これからどう生きていったらいいのか?

今回の福島原発事故では広島、長崎に落とされた原爆168個分の放射能がばらまかれ、イラクではアメリカ軍が落とした劣化ウラン弾で、今も放射能が流れ続けてるそう。

そして、福島原発でばらまかれた大量の放射能に対して、これからどうなるか、きっと誰も分からないだろうな、と思った。農薬や食品添加物、抗生物質、化学香料、界面活性剤etc…戦後、大量に体内に入ってきてる化学物質によって、免疫系が弱ってる現代の私達世代。その上に大量の放射能…素人でも「この量なら大丈夫」という話に安心できないのが、分かる。

チェルノブイリやイラクでも、放射能と健康被害の因果関係は認めてないけど…現実にそこに増えたのが、何よりの証しなのに。水俣病とかの公害ですら、今だに解決もしないで、苦しむ方達がいらっしゃるんですからね。数字ばかりで、命見てない感じ。

大飯原発は残念ながら稼働しましたが、鹿児島の川内原発が稼働するかどうかの大切な選挙が日曜にあります。現職の伊藤知事は稼働を明言してますが、それに対して「安全性の根拠や必要性について」の質問状に対して無視だったそうです。その質問状を出された向原さんが今回、脱原発を訴えて立候補されました。

今のまま、経済を中心にする世の中にしたいのか?…それとも人や大地、海などの命を大事にする世の中にしたいのか?…どんな未来を子供達に渡したいのか、じっくり考えて投票して欲しいな、と思います。
  


Posted by ナチュラルグリーン at 12:13Comments(0)