2013年07月16日

梅干し作り


毎年、梅をお願いしてた東郷町の大地さんが、長雨のせいか梅が熟す前に落ちてしまうと、いう事だったので、今年はひむか村の宝箱さんにお願いして、南高梅…勿論、無農薬。その梅が先週届いたので、早速梅干し作りをしました。

届いた時はまだそんなに香りがしなかったので、様子をみてたら、3日後には甘い芳香が。つけどきの合図とみて、梅を洗い、へたを取り、梅と塩を交互に入れていきます。塩は18%…少し多いと思う方もいるでしょうが、自然塩なら、不要な分は排出できるようになってるそうなので、いい塩梅の言葉通りの塩加減にしてます。最後に梅の重さの二倍以上の重石をしたら、蓋をして、しそが出るまで冷暗所に置いて置きます。

かび対策としては、きちんと手を洗い、壺や重石、落し蓋の煮沸や焼酎類で吹き上げが欠かせません。初めてチャレンジした時は、これが甘くて、表面がかびちゃいましたから。一週間もしないうちに、たっぷりと梅酢が上がってきました。この白梅酢は半分位とっておいて、胃腸の調子が悪い時に薄めて飲むと、いいそうです。




今回は赤紫蘇も一緒に届いたので、先に赤紫蘇の準備。梅の10%の赤紫蘇だったので、500gの赤紫蘇が届いたんですが、結構な量の赤紫蘇はちぎるのに、かなりかかりました。私の感覚としては、梅干し作りで、大変と思う所はここだけかな。それも、家族が手伝ってくれたら、全然どうって事ない作業なんですけどね。ちぎったしそを洗い、18〜20%の塩で、もんでいきます。二回くらいもんで、あく汁を捨てます。濃い紫色の綺麗な色です。

容器から梅を取り出し、もんだ赤紫蘇を白梅酢の中でよく混ぜます。一旦、赤紫蘇をとり、梅、赤紫蘇の順に交互に重ねていきます。梅酢と梅がひたひたになる位の重石をして、紙でおおい、涼しい所で保管します。




最後は土用干し。まだ漬けたばかりだから、8月4日までが土用なので、その頃に干す予定です。晴天続きを選んで、干しますが、ざるに広げ、乾いたら、裏返していきます。干すことで、栄養価もぐっと上がりますし、お日様のエネルギーを体内に取り入れる事もできます。干しあがったら、食べられますが、置いておくほどに有効菌が増えるので、毎年作って、古い方から食べるといいそうです。

先日、ムスビの会の岡部賢二さんの手当て法の講座に行ってきましたが、梅干しの効能について、広く話されてましたよ。自分で作ると、素材も見えるし、安心ですし、経済的でもあります。日本人の知恵の深さを感じるばかりでした。手当て法は近く、ブログにアップしたいと思います。

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Posted by ナチュラルグリーン at 23:05│Comments(0)大切な食のこと
 
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