2013年12月05日

日本人の知恵

和食が無形文化遺産に認定…のニュースを聞いて、複雑な気分。認定しなきゃ守れない位、和食から離れたってことなんでしょうか?

キューピーさんは長年、家庭の食卓をリサーチされてて、その変化が映し出されてたけど…和食はメインに小鉢が数点、酢の物や和え物、漬物だったり。でも、現在は焼きそばやパスタ、カレーといった一皿ですむものがとても多くなったそうで、その様子は以前、お弁当の日のシンポジウムで見た「現代の食卓」と全く一緒。せめて、サラダや味噌汁とかあると、バランス取れるのになぁ。現代の色んな問題も食を抜きにしては語れないような気がします。

和食には文化…おせち料理や季節感のある食卓、世代が集う食卓(サザエさんちを思い出してしまう) 。そこには、沢山取れる旬のものを保存する知恵や発酵食品も、近所で助け合って作るなどの、コミュニティもありますね。

私が世話人をしている豆米くらぶも、豆と米を使った伝統食、永く日本人に受け継がれてきた知恵を伝えていこうと、始まった活動です。来年1月19日のオーガニックフェスティバルでも、味噌作りのレクチャーをします。材料も参加費に含まれているので、それを持ち帰って、自宅で作って頂きます。思う以上に簡単でやすから、是非、マイ味噌を作って頂きたい、と思います。

作りおきするのに、便利なものの一つに「万能だし」があります。煮物、鍋、麺類のスープなどに使え、美味しいし、失敗がないし、材料も分かっているから安心です。その上、圧力鍋を使えば、本当短時間で煮物が完成します。重宝するのは、万能だしと塩麹かな。

材料 昆布 20g かつお節 30g 干し椎茸 小5枚 薄口醤油 1カップ 濃口醤油 半カップ
みりん、酒 1カップずつ

作り方 全ての材料を鍋に入れ、一晩おき、翌日煮たてます。
沸騰したら、弱火で10分。煮沸した容器に移して、冷蔵庫で保管。
水2カップを加えて、ダシを取ると二番だしに。うどゆつゆにぴったり、早めに使い切って下さい。
残った椎茸などは細かく刻むと、お結びの具やご飯のお供になりますよ。保存料なしの体が喜ぶだしも、煮るだけの簡単です。是非お試し下さい〜。(子どもと食べる自然でおいしい家庭料理より)



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Posted by ナチュラルグリーン at 22:16│Comments(0)大切な食のこと
 
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