2016年08月08日
土用の3日干し
夏の土用に入り…やっと、梅干しの最後の工程、土用の3日干しができました。夏の土用の強い陽射しを浴びた梅干しは、薬のような力を持ち、夏バテや胃腸の不調など、この季節の不調も和らげてくれます。市販のものは、この3日干しをしてないものがあるので、是非、干したものを食べて下さいね。
それにしても、干した姿の可愛らしいこと(笑)一つずつ裏返したりするのも、ころんした姿に癒されながら、やってます。自分で手作りすると、愛着もなおさらです。
梅干しは、赤梅酢にさっとくぐらせ、甕に入れて保存しますが、紫蘇はからからに乾燥させて、ゆかりを作ります。風味がとてもいいので、自分で作るようになって、ゆかりが大好きになりました。赤梅酢は、五目寿司や酢の物を作る時にも使いますが、ごはんを炊く時に少量入れておくと、この季節、傷みにくくなりますよ。うちでは、梅干し嫌いの二男の為に、梅干しを入れて、炊きます。梅干しを食べるのは私ですが。
梅はびわと同じ、バラ科の植物なので、抗ガン作用のあるアミグダリンも豊富に含まれています。血液の浄化作用や殺菌力もあるので、様々な症状に効果的なんです。今年の梅は終わりましたが、来年は是非、手作り梅干しにチャレンジされてみて下さいね。
先日の夜、自分ケアのびわ温灸をしていたら、びわ葉が真っ黒になって、びっくり。がんやアトピーなど、毒素の溜まった状態の方にびわ温灸すると、葉が黒くなるので…マクロビのお菓子を沢山食べたから?とか、色々反省してたんですけど、よーく考えてみたら、その日、ヘアカラーしたんです。できるだけ刺激のないものを探して、使ってたんですが、やはり、ヘアカラー剤は身体にとって…。翌日、同じように、びわ温灸した時には、変色しなかったので、ほっとしましたが、それも万能酵母液などの排毒のおかげかもしれませんね。
自然の力の偉大さを、改めて感じる今日この頃です。