2018年03月29日
春に出やすい症状は
ラナンキュラスを頂きました。幾重にも花びらが重なり、優しい色。好きなお花の一つです。癒されます。
本当、春ですね〜。桜の花びらが舞って、美しい様が見られ、幸せな気持ちになります。
ただ、春は「張る」症状が出る季節。最近、ナチュラルグリーンにいらっしゃるお客様も、首すじの張り、肩甲骨の張り、肩凝り、脚の筋の痛みなど、張る症状がとても多いんです。他には、目の周りや口の周りの筋肉がピクピクしたり、こむら返りといった症状も春に特に多いんです。
陰陽五行説では、春に負担がかかる肝臓、胆嚢。口の中に苦味を感じるのも、肝臓が疲れていると考えます。こんな症状があれば、是非、休養を取られて下さいね。
びわ温灸では、肝臓や腎臓、腹部、そして、痛みのある箇所を温灸します。痛みを緩和する他に、血液の浄化作用もあるので、温めながら、各臓器を元気にしてくれます。他には、こんにゃく湿布も手軽にできるお手当てです。
経絡アロマトリートメントは、肝臓の経絡、胆嚢の経絡といった、臓器に対応する全身の経絡をほぐすことで、老廃物が流れ、処理しやすくなります。この季節にお勧めの精油は、オレンジやローマンカモミール、グレープフルーツ、ベルガモットなど。
食養生では、苦味のある野草…よもぎ、ふき、菜の花などが、肝臓の疲れを取ってくれますが、疲れてる時には、少食にするのが一番ですね。そして、だるい症状も出やすいので、早めに寝て、ゆっくり休むのも大切です。
学年が上がったり、入学したり、環境の変化が大きい春…どうぞ、健やかにお過ごし下さいね。